髪はなが〜い友達

ああ、『ヘルボーイ2/ゴールデン・アーミー」が観たい!
田舎モンにとって、この上映館数の少なさはホントに困ったもんですよ。
片道2時間うちからじゃ上映してる劇場まで片道2時間かかるんだから、そうそう観にはいけん。
仕方ないから公式サイトとか見てるんですよ。モンスター図鑑とかあって楽しいねえ。
トゥースフェアリーなんてモロ好みだし、妖精軍団の連中なんてスターウォーズっぽくて嬉しくなりますよ。
新キャラの幽体離脱男も楽しそうだ。


見てて、特に気になったのが、今回の敵であるプリンス・ヌアダです。

白塗りのゴス貴族だけあって「マリリン・マンソンじゃないか」って声が多いですね。
たしかに似てる。特に全身が映るとよりそんな感じ。
ゴースト・オブ・マーズ』のビッグダディにも似とると思います。
オレが最初に思ったのは「これエルリックじゃん!」であります。『エルリック・サーガ』のアルビノ皇帝ですよ。
同じこと思った人は多いらしく、特に海外のサイトでエルリックだろ!って意見は目にしますね。
そういや『エルリック・サーガ』の映画化ってどうなったんだろ。いかにもポシャりそうな話だったけどさ。
しかし、一番強く思ったのは別のことなんですよ。


このヌアダを演じてるのはルーク・ゴス。かってはブロスってバンドで有名だったらしいけど、オレは知らんのです。
オレが知ってるのは『ブレイド2』でリーパーズのボスを演じてたってことだけなんですよ。
観てないから断言ができんけど、ヌアダってリーパーズと同じような役ですよね。
白塗りだしカンフーやるし、それにリーパーズだって実は王子サマだったしさ。
違うのは髪の毛の有無だけじゃないですか。ロングヘアーかツルッパゲかってだけで。
それだけの違いなのに、でも世間の扱いがまるで違いますよね。
ヌアダは人気があるような雰囲気なのに対し、リーパーズのこと覚えてるのが何人いるか?って話ですよ。
そこで思い出すのが、オレ一昨日実家にいたんですよ。で、風呂を借りたんですね。
するとシャンプーが変わってたんですよ。前はメリットだったのに、一昨日はサクセスでした。
こっそり母親に聞いたんですよ。あれってまさか...と。すると、切ない答えかえってきましたよ。
「実はお父さん、髪の毛がアレになってきて...マズイ!マズイぞ!って言いながらイロイロねえ...」
ああダディ。
ルーク・ゴスもウチの親父も、髪の毛のことで大変だよねえ。ボウズ頭のオレには分からんことですけど。
だから歌うしかないですよ。
う〜ちのオヤジはハゲあたま〜 隣のオヤジもハゲあたま〜
ハ〜ゲとハ〜ゲが喧嘩して〜 どちらもケがなくてよかったね〜