マイケルはレスラーだった!

もう今日はマイケル・ジャクソン以外に語ることないよね。


朝起きたらマイケル・ジャクソン死す!の報がドーンと出てるじゃない。
ええ、マイケルが死ぬって...え、マイケルでも死ぬんだ?そう思ったね。
あの人ってさ、人間つうより妖精国の住人みたいな感じじゃないですか。現実感ゼロ。だから訃報の報道もなんか冗談臭くて。
さっきTVの報道見たけど、やっぱ『バッド』でアオ!って言ってるの。鎮痛な面持ちになりようがない。
で、たぶんこれから出てくる、特にネットでのコメントは半笑いなものが多いはずなんですよ。
オレもそうなりそうだったけど、いや待てよと思ったんですよ。
マイケルの人生って、オレらからすりゃ壮大なギャグに見えるが、当人にとっては現実そのもの。痛みだって大きい。
思ったよ。マイケルってレスラーだよな。ミッキー・ロークが演じたアンディ・ロビンソンと重なる部分あるよな。
実はオレ先週『レスラー』を観たんですよ。
残業があったり、引越し(明日だよ!)の準備とかで忙しい合間をぬって感想エントリ作ってたんですわ。
まとまりきらず、下書きのままだけど。
ズバリ素晴らしい映画で、ここ10年くらいでもトップに入る映画でした。
オレとしては、やはりこの前観た『グラン・トリノ』のはるかに上をいく作品でした。
この映画の何が素晴らしいって、オレの中にあったレスラーを軽く見てる気持ちをあからさまにし、ぶった切りにしたことなんですよ。
オレは軽んじてるつもりはなかったんだけど、自覚してなかっただけなんですよ。ラストの主題歌で痛感したね。
そんなもんを観た直後だから、マイケル・ジャクソンについても笑う気持ちは起こらんよ。


ああ、出勤の時間だ!明日は引越しだ!オマケに10日くらいネット使えん!