お酒映画ベストテン

お酒映画ベストテンに参加しますよ
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20180416

お酒映画ベストテンに参加しますよ。
ブランデーとバーボンって何が違うの?アーストロンとゴーストロンみたいなもん?
人生で最も酒っぽい話は、保育園のお遊戯会は『黒田節』で踊ったこと。
そんな感じのオレですが、やってみましょう。ちなみに『ハングオーバー』は未見だったりします。

  1. バトルフィールド・アース(2000年米、ロジャー・クリスチャン監督、ジョン・トラボルタ主演 ※宇宙酒)
  2. 仁義なき戦い 代理戦争(1973年日、深作欣二監督、菅原文太主演 ※ビール
  3. 世界残酷物語 (1962年伊、グァルティエロ・ヤコペッティ監督 ※ビール)
  4. ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年英、エドガー・ライト監督、サイモン・ペグ&ニック・フロスト主演 ※ビール)
  5. ドランクモンキー 酔拳(1978年香港、ユエン・ウーピン監督、ジャッキー・チェン主演 ※中国酒)

10作出なかった。でもこの5作はスッと出たんですよ。どれも強烈でしたね。

1位 バトルフィールド・アース
本作に登場するサイクロ人は、わずか9分で地球を殲滅したスーパー科学&軍事力の持ち主。
ジョン・トラボルタ演じるタールは、サイクロ軍の地球総督。
総督ってスゴイかと思いきや、とんだで閑職で、彼は左遷されたんです。
その原因が、上役の娘に手を出したのがバレたからという、欠片ほども宇宙人とは思えない理由。
この時点でスゴイんですが、本題の酒の話に移ります。
タールには行きつけのサイクロ人バーがあって、いつもクダまいてるんですが、この日は上機嫌。
事業が上手くいって、母星に戻れそうになったんですね。
オレは母星に返り咲きだ。お前らはココで頑張れや!ワッハッハ!とエビス顔で嫌味を振りまく。
しかし、翌日の会議で帰還の話は一蹴されちゃうんですよ。はあ?お前はズっとそこにいろ、と。
カットが切り替わると、沈痛な面持ちのトラボルタ。両手いっぱいに酒瓶かかえて泥酔状態ですよ。
超文明を持つ異星人ですからね、サイクロ人って。それでこの島耕作かっていう展開。
ちなみにサイクロ人って鼻毛と繋がったヒゲ面で、頭は小悪魔agehaばりのメガ盛り髪ですからね。
酒と言われて、真っ先にこの場面が思い浮かびました。
ちなみに『バトルフィールド・アース』は、これ以外にも名場面がつるべ打ちですよ。

2位 仁義なき戦い 代理戦争
遠藤辰雄が、相手がまだ飲んでる最中のコップに、たばこの吸い殻を放り込む場面ですよ。
あまりに傲慢な行為に「ああ、ヤクザだ」と戦慄しましたね。

3位 世界残酷物語 
ハンブルクの酔っ払い天国」の場面なんですが、これ延々と続くじゃないですか。
泥酔したオッサンとオバサンが、ヨタヨタしてゲ―するだけの映像がひたすら流れ続けるアレ。
他の話に比べ、パンチ不足もいいところですが、でもこれが酔っ払いだよねと納得なんですよ。

4位 ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う
これ、楽しいSFコメディって体じゃないですか。エドガー・ライトの。
冒頭のあまりに陰惨なアル中描写にかなりビビるってのはまあイイです。
しかし、あのラストって救いじゃないですよね。
主人公だけは楽しそう。でもアレを楽しんでいるってのは、より悪化してるってことでしょう。
高校時代のヒーローが挫折して、酒に逃げ、その挙句にという展開にゾッとしましたわ。

5位 ドランクモンキー 酔拳
酔拳』が5位かと思うけど、これたしかにお酒の映画だけど、それ以外の要素が強い。
カンフーものであり、コメディであり、修行ものであり、ジャッキー映画ですからね。
だから「お酒」と言い難く思いながら、それでも入れたくなる。やっぱ傑作ですよ。