バキンバキンでカッチカッチ

約15年ぶりに「星闘士星矢」を読みました。とりあえず9巻まできました。

聖闘士星矢 1 (ジャンプコミックス)

聖闘士星矢 1 (ジャンプコミックス)

この漫画、記憶ではかなり大味なもので、連続バトルがダラダラ続く印象があったのですが、読み返してみるとそうでもない。


単行本で読んでるからってのもあるけど、それ引いてもテンポはすごくイイと思うのです。
9巻分といえば、連載では2年くらいか。なのに「銀河戦争」「暗黒聖衣」「白銀聖衣」の3つエピソードを済ませてます。
聖域編のラスト「聖域十二宮」もすでに始まっており、この話のメインである黄金聖衣の聖闘士も多数登場しています。


展開が早い理由に、1つはこの漫画に登場する必殺技ってズドーン!バーン!なものばかりなんで、技とそれを使う連中の説明が簡単ですむからってのはあるでしょう。
さすがにメインキャラの説明は細かくやってますけど。
でも最大の理由は話のムダが少ないからでしょうね。
バトルまたはエピソードが終わる度に、ラストに向けて話が進んだって感触がありますから。
この先10巻以降がどうなるのかは分からないけど、現時点ではテンポいいです。ズバリ面白い。


この漫画、当時多数の女性ファン生んだ漫画で、いわゆる「やおい」戦線で猛威を振るったのは有名です。
その豪腕ぶりときたら、横山やすし範馬勇次郎かってくらいでした。
あらゆるパターンのカッコイイ男が群れになって登場しますからね。無敵艦隊という言葉がふさわしい。
じゃあ女性キャラはテキトーだったのか?ノン。数は少ないが、印象的な女性キャラが出てます。
それについては、また機会があったら書きます。



大雑把なんて失礼しました。ヒットするにはそれなりの理由があるんですね。
続きも読みます。