センゴクがありなら

もう旧聞になってしまうことですけど、こんなニュースありました。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/americas/20080208-567-OYT1T00221.html
ガンビーノ・ファミリーが一斉逮捕されたって話。
アメリカン・ギャングスター」(以下AG)観て家に帰ったら、ちょうどテレビでやってたんですよ。
捜査がどう進むかは分からんですが、新証言が出て本になり、でもって映画化なんてのは大いにありそう。
「AG」が向こうでヒットしたんだし、上手くいけばギャング映画ブームが起こる可能性だってありますよ。
ブームとなると粗製乱造になるだろうけど、宝物が出てくる可能性は上がりますからのう。
流行り廃りに関係なく、その手の映画はいっぱい作られてるよ!お前が知らんだけで良作だって多い!
と言われるかもしれんですが、そんなオレにも響くくらい成功してバンバン作られたらイイなあ。


商売面での成功?なら女呼ばんと。でなきゃ無理。なんてことよく言われるし、たしかにそりゃ事実でしょう。
でも、これは案外いける気がするんですよ。
最近、若い女性に戦国武将が人気なんて話を聞くじゃないですか。
ゲームがきっかけで、史実の方にも目がいって「真田幸村が好きです」とか言う人はけっこういるらしい。
伊達政宗のファンです」とか「上杉謙信サイコー」とか。
戦国武将がありならギャング・ヤクザだってアリでしょ。だってやってること同じじゃないの。
オヤジ趣味といえばヤクザ・戦国・永田町ですが、この3つが束ねられるのは同じものだからですよ。
むしろギャング・ヤクザは月代を剃ってないぶん、戦国軍団より有利な気すらする。
月代は敬遠されるじゃないですか。コアな作家・ファンは喜ぶけど、ゲームとかじゃまず前髪があるから。
そういう風に話が進むと、ホスト面で埋め尽くされる可能性も高いんですがね。
戦国武将だって「斉藤道三が好き」とか「蜂須賀小六にメロメロ」って話はまず聞かないですから。
ゴッドファーザー」で言うとマイケルはありだが、ルカ・ブラージは削除なんてことにもなりかねん。
でも、女性客といっても全部が「ルカは無し」って人ばっかじゃないから、なんとかなると思う。


そこから事態は発展し、どこかで誰かが発狂して「5001年ヤクザウォーズ」が映画になるんですよ。
妙な遠慮から内容をソフトにする、なんてことがなければテレビでもイイです。
むしろソッチの方がイイ。できるだけ多くの人間を絶句させるんですよ。
これ一応はSFですから、SF界も暴挙に応えるはず。星雲賞は間違いないね。
「極道モンが体張らんといきなりミサイル攻撃か!」この台詞を噛み締めて、明日も仕事頑張ろう。