筋肉映画ベストテン

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20160417
ワッシュさんの「筋肉映画ベストテン」参加しますよ。
今回は順不同。
思い入れから順位なんてつけられない!というより、こんなもんつけようが無い!からです。

 コマンドー(1985米、マーク・L・レスター監督、アーノルド・シュワルツェネッガー
 ドラゴンへの道(1972香港、ブルース・リー監督、ブルース・リー
 マスターズ/時空の覇者(1987米、ゲイリー・ゴダード監督、ドルフ・ラングレン
 スコーピオン・キング(2002米、チャック・ラッセル監督、ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック))
 エクスペンダブルズ(2010米、シルベスター・スタローン監督、シルヴェスター・スタローン
 トリプルX(2002米、ロブ・コーエン監督、ヴィン・ディーゼル
 マッスルモンク(2003香港、ジョニー・トー監督、アンディ・ラウ(着ぐるみ))
 レスラー(2008米、アーレン・ダロノフスキー監督、ミッキー・ローク
 コナン・ザ・バーバリアン(2011米、マーカス・ニスペル監督、ジェイソン・モモア
 テルマエ・ロマエ(2012日本、竹内英樹監督、阿部寛

以下コメントです。

コマンドー
この種の映画の代表選手みたいなもんなので。主演もさることながら、内容も何もかもが筋肉。
しかし、30年前はコレがここまで人気作になるなんて思わなかった。なんか気取ってる『ランボー2/怒りの脱出』より「オレはバカだ。低能でけっこう!」と言い切る本作が好きだといったら、バカにされることもあったからさあ。
『ドラゴンへの道』
筋肉という観点なら、ドラゴン映画でもこれでしょ。後の筋肉スター、チャック・ノリスも出てるし。
『マスターズ/時空の覇者
申し訳ないけど内容が思い出せない。必死に記憶を掘り起こしてみたら、思い出した内容は『銀河伝説クルール』だった。ドルフ・ラングレンの肉体しか思い出せない。なら他のでもイイじゃねえかって話だけど、ドル映画の中で服の布地が一番少ないのがコレだったから。
スコーピオン・キング
ドウェイン・ジョンソンというよりもザ・ロックだった頃の映画。内容はあって無きがごとし。しかし本作では完全に英雄な蠍王の末路が『ハムナプトラ2』でのサソリガドラスみたいなもんだと思うと泣けてくる。
『エクスペンダブルズ』
コレの制作時、スタローンは64歳だった。なのにあの筋肉ぶり。スライは筋肉芸道において最後まで現役であり、座長として筋肉仲間をひっぱってきた。もう偉人を呼ぶべきでは。
『トリプルX』
脳筋というけど、これのバカぶりはただごとではない。なんつっても敵組織の名前がアナーキー99!ヴィン・ディーゼルは大量の筋肉を持つ男だが、顔立ちはかなり柔和。それを反映してか、映画の雰囲気も脳天気でイイ。
マッスルモンク
この映画の筋肉はまがい物。アンディ・ラウに超リアルな筋肉着ぐるみを着せて、ボディビルのチャンピオンを演じさせている。でも、なぜ?それがサッパリ分からない。そんな設定なしでも話は成立するのだから。不可解な筋肉(フェイク)。そもそも映画自体が禅問答じみており、ワケが分からない。前世の業を断ち切るって話なのこれ?
『レスラー』
打って変わって悲しい筋肉。筋肉世界にしか居場所を作れなかった男の末路は、あまりにツライ。
コナン・ザ・バーバリアン
期待の筋肉。ジェイソン・モモアが演じるアクアマンが楽しみ。
テルマエ・ロマエ
古代ローマ人を日本人俳優が演じるコメディと、うすら寒いこと間違いなしと思われたが、意外や楽しめた。この映画の可笑しみは阿部寛の鍛えられた肉体、引き締まった尻あってこそ。肉体が作品を支えている。


選んでみると、筋肉映画って意外に難しかったですね。アクション、武術よりも筋肉とよぶべきとなると、けっこう考えてしまいました。