ガキオヤジ

ガキオヤジ

気がついたら、もう7月なんですね。夜勤だったので日付とか時間の感覚がなくなっております。
てことは「宇宙戦争」はもう公開されているってことか。
この映画、最近「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」とか「ターミナル」とかで信頼を失ったスピルバーグが、久々に外道の本領を発揮した作品だと聞いており、チョット期待しているのです。
やっぱスピルバーグはガキ・変態・残酷のトリニティでなくちゃイカンのです。
感動映画と見せかけて、いきなり電気椅子でオベベベベと騙まし討ちを仕掛けてきた「グリーン・マイル」は痛快でした。
マイノリティ・リポート」だって眼球ギャグで攻めてきた挙句に、ゲロ吐き棒使うは、ジェット噴射で家族の食事を台無しにしたりと、チャウ・シンチーみたいでした。
もうガキ丸出し。


ガキといえば、もう20年くらい前のコミックボンボンスピルバーグ特集があった時、こんなこと書いてありました。
記憶のみが頼りなんですが、大筋はあってるはず。

スピルバーグ監督はどうして面白い映画を作れるのだろう。それは監督が常に子供の目線でものを考えてるからなんだ。
だから子供が見たがるものを作れる。監督は体は大人だけど、心は子供のコドモオジサンなんだ。

な、なんて失礼な文章なんだ...でも残酷なまでに的確ですね。
コレを読んで以来、自分の中ではスピルバーグ=ガキオヤジという認識ができちゃいましたね。


自分は、イイ年こいて、大金持ちになって、家庭を持っても、ガキンチョハート...それもロクでもない類のものを持ち続けるスピルバーグを断固支持するのであります。