マッハで痩せろ

宇宙戦争を観てきました。
ウワー!スゲー!面白かった。容赦とか遠慮ってものがないですね。これ。

スピルバーグと言えば、ストーリーもクソもない○○ライド映画ばかりと言われることがあります。
まあ、たしかになあと思います。
インディ・ジョーンズはアドベンチャー・ライド。
ジュラッシク・パークは恐竜ライド。
シンドラーのリストゲットーのユダヤ人体験ライド
プライベート・ライアンは戦場体験ライド。
段々とヒドくなってきてます。そして今回は大規模テロ&掃討作戦体験@一般人ライドでした。


しかし、なんて怖ろしいマネをするんでしょうか。スピルバーグってやっぱ怖いです。
この映画をライド以外の言葉で語るなら、はだしのゲンをスターシップ・トルーパーズ汁で煮込み、ゴジラとゾンビを隠し味に使いましたってところか。
なんか地獄鍋って感じです。これ、ウソ臭さの権現であるトム・クルーズが主演だから、サマー・シーズンの映画って思えますけど、ニコラス・ケイジとかだったら大変なことになってますよ。
いっそ思い切って、ブギーナイツで奥さんがポルノ女優で、自殺しちゃったオッサンの役やってた人(名前忘れた)とかにすれば、もっと良かったかも。
でもどんなにヒドイ内容でもギャグを忘れないのもスピルバーグ
トムちん大脱出のシーンがジャッキー映画みたいだったり、大阪は世界最強都市だったり、爆裂カンチョー、マタンキ!だったり。

現時点でこの映画が本年度ナンバー1ですね。いや、といっても今年に入ってから4本ぐらいしか観てないけど。


しかし、単純にショックだけで言えば、激痩せジャクソンが一番でしたけど。
なんだこのチャールズ・マンソンみてーな奴はと思ってたら「日本の皆さんコンニチワ。ピーター・ジャクソンです」だと?!
そりゃロード・オブ・ザ・リングの時もビックリしましたよ。激太りぶりに。
バッド・テイストの時は普通だったのに...これが経済的成功という奴かと唖然としました。
で、今回ですよ。あんた、アカデミー賞受賞式の時から2年くらいしか経ってないのにアレですか。
おかげでキングコング本編のシーンがかすんじゃいました。それは宣伝としてマズイのでは。

とにかく、いろんなショックを得られて満足な映画鑑賞でした。