抹殺指令６６

「スターウォーズ／シスの復習」を観ました。
これについての感想は一言です。つまらん。

新３部作では一番デキが良いと評判ですが、これなら２の方がまだマシだった。
鑑賞中、一度も心が踊らなかったのですよ。
こうなった要因の一つに、予告編があるでしょう。あれ、見せすぎだっつーの。
いよいよ正体を現す皇帝、暗黒面に堕ちたアナキン（瞳変色）、マグマをバックにチャンバラ、宇宙での戦闘。
そしてトドメにベーダー卿のお姿とコー、パーという呼吸音。
この作品、オチがどうなるかなんてのは世界中の人々が知っているわけです。
それを踏まえた上で、あの予告を見ると、もう本編観る必要がない。
まあ、あれ以外にも何かあるんだろうな、と期待してたんですが、特になかったのです。

２の方がマシだ、と言いました。２も評判は悪いですし、その風評に異存はないです。
しかし、クローン・トルーパーズの猛攻撃や「ヨーダ、動く！」なんていう見せ場はありました。
ドゥークー伯爵もカッコ良かったし。
しかし今回は．．．「ヨーダ、動く！」は言わば一発芸。二度目は通じませんよ。大規模な戦闘シーンは淡々としてるし。
これだ！という「見得をきる」に相当する場面がない、あっても弱いか、二番煎じってのが要因のもう一つ。

あとは、あまりにアナキンがバカすぎることですかね。
バカというよりも、心理描写の場面が急ぎ足でロクにないため、バカにしか見えないってのがより正確ですかね。

熱心なＳＷファンにとっては、感涙モノの場面もあったでしょう。ラストの夕日とか。
また、アメリカでは大ヒットだそうですね。たしかにアメリカ人ならば、この内容だとイロイロと思うところあるだろうとは思います。
でもオレは違ったね。時間が経つの遅かったよ。

あ、そういや今作を観て思ったのが、つまらん以外にもう一つありましたよ。
映画がつまらんのはジャージャーのせいではないってことですね。
今回ジャージャーはほとんど出ません。もう彼のせいにゃできないぞ。