バスボーイ

ダイナマイト!

バス男」。
この名をはじめて知った時、なんのことだか分からんかったです。


しばらく考えて、ようやく思いついたのが「おれがハマーだ!」。
たしか、これにバス男っていたような。
バスジャックかましてハマーに挑戦。
追いつめられると「オレにだってバスがある!」と啖呵きったりしたような。
こんなの検索しても分からんだろうな...と思ってたけど「ハマー バス」で検索したらあっさりとヒットしました。
http://www.hawk13.jp/orehama/04_01.html
名はジョン・コーガン。たしかに「おれがハマーだ!」に出てます。
というか、このサイトの製作者のホークって、てらさわホークさんじゃないの。
ダブルダイナマイトのラジオ、毎週聴いてたよ!メールも出したし、読んでもらったこともあるよ!
HPなんて持ってたのか。知らなかった。
http://www.hawk13.jp/index.html
バス男」について考えるはずが、つい読み耽っちゃった。特に「バカ百連発」が面白い。
http://www.hawk13.jp/baka/index.html


で、肝心の「バス男」なんですが、これ「ナポレオン・ダイナマイト」という映画の邦題なんですね。
本国ではかなりヒットしたらしく、ずいぶんと長い間公開したそうな。
内容はヘナチョコ君の青春コメディとのこと。こういうのは日本公開ないだろなと思ったら、やはりビデオスルー。
それはイイんです。正直、観たいとは思わないので。


しかし、この邦題はどうか。
この手の映画の場合、まず手に取ってもらうことが先決。ならば流行に便乗して少しでも目立たねば...という思惑は分かります。
しかし、その戦略、とても有効だとは思えないのですね。
かなりの確率で、この手のパチモン臭いタイトル→安い→つまらん→避けようとなります。
これは映画マニアなんていう少数派ではなく、世間の大多数の人々がとる行動です。
レンタルビデオが誕生して約20年。みんな学んでますよ。この手の便乗臭いタイトルをつけられる奴はヤバイと。
バス男」というタイトルを目にし、400円くらいの金と返却の手間を惜しまない人なんてそういませんって。
完全に逆効果ですよ。
その上、「ナポレオン・ダイナマイト」の感想をイロイロと読んでみると、おおむね高く評価されてます。
この「ノマ・ノマ・ダンス」なんて下らなくてイイじゃないですか。
http://www.flashplayer.com/music/napoleonnumadance_movie.php
こりゃ少なくとも、テキトーな邦題で無視されるにはもったいないと思うのですがね。


面白邦題で目を引こうってのはイイです。が、もうそろそろ別の手を考えた方がいいんじゃなないの?と思うわけです。