メンズ・メンズ・メンズ・ワールド

nikuzombie2005-09-29

HGが売れていますね。オレも好きです。
あの人を初めて目にした時、ロブ・ハルフォードを思い浮かべた人は多いと思います。
ごついバイクで登場したりしますからね。
なんてこと言うと「プリーストへの冒涜だ!」なんてこと言う人いるのかな?いねえよな。


で、HGについてイロイロ検索したりしてたのです。
すると「ハードゲイをネタした芸人がゴールデンに出てるってスゲー」って意見を目にしたのです。
それに対し、私個人といたしましてはそうかあ?と思ったのです。
ゲイネタがTVでバンバンなんて、ワザワザ言うほどのことでもねえだろうと思ったのです。
そんなもん当たり前にあっただろと。
しかしふと気がついたのです。当たり前だったのはズイブンと昔のことだったんじゃねえのかと。


オレの子供のころは、まず「ポリスアカデミー」がありました。クラブ・ブルーオイスターですよ。
パパラパッパッパパーンとチークタイムに突入っての定番ギャグでした。TVで当たり前に放送してたし、瞬間的なものではあったけど認知度も高かった。
あ、ヴィレッジ・ピープルもいましたね。
「おれたちひょうきん族」のフラワーダンザーズもややそれっぽい。これはおかまショーかな。
そしてレザーに身を包んだハード、ではないけど露骨かつ強烈だったのが「パタリロ!」。
アニメ版はゴールデンタイム放送でした。人気も高く「クックロビン音頭」も有名でした。
学校で「パパンがパン!だ〜れが殺したクックロビン」って皆やってましたよ。
これにおける恋愛感情は、若干の例外はあれど男同士限定で発生するものでしたから。直球で「ゲイ」「ホモ」ですよ。
原作に比べりゃかなりおとなしいものの、男同士の濡場の場面もあったし。
ちなみに「犯す」という言葉をああいう意味で使うの知ったのはこの番組ででした。さらに詳しく知ったのは「小沢昭一小沢昭一的心」でです。
このように子供のころはゲイネタが普通にあったんですね。
なのでHGみたいなスタイルの人がバンバン出ることに自体には、驚きや違和感はないんですよ。単純に面白えなあと思うだけで。


というわけでHGには、あと最低5年はいまのスタイルで最前線にいて欲しいですね。
子供達にゲイネタの断絶を味わせないためにも。