イケメンとキモメン

デイヴ・ムスティン

昨日メガデスのことをイロイロ思い出してたら、デイヴ・ムスティンについてもイロイロ思い出したのです。
以下、デイヴ先生と呼びます。この「先生」にはイロイロな意味がこめられており、一般でいうところの意味とは違うものです。
この人に対するものは複雑ですわ。なにしろワシ歴史におけるフィービー・ケイツですからね。


このデイヴ先生、スラッシュメタルというすね毛びっしりなジャンルの住人にしては女性人気が高かったのです。
数えたワケじゃないけど、印象としてはそう。
常に皮肉な物言いをし、酒とドラッグまみれのセルフデストロイな生活...お耽美な雰囲気にはやや欠けるものの、まるで少女マンガですよ。
なので、デイヴ先生が真人間を目指し、健康管理を始めた時には失望の声すらあがった記憶があります。
同じスラッシュ界の住人、例えばスコット・イアンやトム・アラヤにそんな声があがるのか?ということを考えれば、これがどれだけ異質なことかが分かります。


では何故そうなったのか?やっぱでしょうね。デイヴ先生はハンサムですから。
え、この程度で?という人もいるかもしれませんが、イケメンかキモメンかという大雑把な分類でいけば、間違いなくイケメンでしょう。
ところで顔云々で思い出すのが、今やスラッシュなんて言葉を使うのもバカバカしいくらいの大物になったジェイムズ・ヘッドフィールドです。
この人、昔はバリバリのキモメンだったのです。デビュー当時の写真見てください。野暮ったいし、アバタだらけだし。
しかし、ヒゲを生やした途端にあら不思議。堂々たる風貌の男前になりました。このヒゲ上手ぶりは、室田日出男に匹敵するものです。


話がそれました。なんかワケわからなくなりましたが、女性人気得るには顔なんだなというヤな結論が出たところで出勤の時間です。
ま、そんなもんですけどね。