男の日

ネットをうろついてたら、映画館のレディースデー反対！って記事を見つけたのです。
女性客に限り割引１０００円なんて、これは男に対する差別じゃねえか！ってやつ。
正確に言うと、そのもののサイトではなく、そんなことを言ってる奴がいるって紹介してるサイトを見たのです。
そこによれば、だったらメンズデーもやりやがれ！って声もあったとか。
これ驚きましたね。だって地元じゃメンズデーあるから。え、全国でやってるんじゃなかったの？と。
地元では、独立系だけでなくシネコンでもやってます。

しかしメンズデーってスゴイ響きの言葉ですよ。だって男の日ですよ。
この日ばかりはパンフ売り場にサムソンやバディが並んでて、「銀の華」が全巻そろっているのでは．．．たしか広島にはゲイ映画専門の劇場があったよな、今日は出張上映？
「男の日」って言葉を目にしてこう思うのはオレだけじゃないはずです。
もちろん違いましたよ。そうだったら面白かったんですが、単に男性客割引です。
メンズデー割引で「スネーク・アイズ」とか「バトルロワイヤル」観ましたね。
そんな状態なんで、レディースデー反対と言われてもピンと来ないですね。

それどころか、レディースデー割引を利用したことありますからね。自分１人の時に。
たしか「シュリ」を観た時なんで、ずいぶん前の話ですよ。
その日はレディースデーだけど、自分は男ですから当然１８００円払おうとしましたよ。
そしたら「１０００円でいいですよ」ときた。
え。オレが女に見えるのか？フィリピン版ピラニア軍団似と言われたオレが。アラ、実はあたしも捨てたモンじゃないのかしら？
でもまあ一応言いましたよ。「いや、男なんです」
そしたらチケット売場の人ったら「見りゃわかるよ！」ですって。もう！どういうことよ、説明して！
「いや、アナタは男だけど今日は１０００円でいいよ。割引日ってことで」
なんだ、アタシも少しは女らしくなってきたかと思ったのに．．．でもまあ、安くしてくれるのだから文句はありません。
合法的に１０００円で入場しました。レディースデー制覇でありますよ。
良心的な劇場だなあと思ってたら、潰れちゃいましたけどね。アバウトな料金スタイルのせいなのか。