11年ぶりの夜

チョット前まで実家におったのです。年末年始に家にいるなんて、いったい何年ぶりか。
イロイロと記憶をたどると、なんと11年ぶり。
11年ぶりに親とすごす大晦日。親相手に何を話したかといえばメイドカフェについてだったのです。


TVかなんかでその存在を知り、アレはどういうことなのか?オマエならば知ってるだろうと聞いてきたのですね。
しかし、残念ながらあまり知らんかったのです。
ネットでそれに関する文章をチリっと読んだだけだし、そもそも行ったことがない。
なので、おそらくこうなのでは?といったことしか言えんかったですね。
自分の理解では喫茶店以上キャバクラ未満で、それをオタク風味で煮込んだもの。
まあ、大雑把な理解だし、店によっても雰囲気違うだろうけど。
オタク版フーターズみたいなものなんだろうか。
フーターズのサイト
フーターズの説明
さらに踏み込んだ説明がhttp://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040602
いや、フーターズも行ったことないんですが。


で、聞かれたんですね。「行ってみたいか?」と。でも、実はオレあんまり興味ないのですね。
オレの理解が正しければ、アレは理解不能の異次元空間じゃない。パッと見はスゴイけど、よくよく考えてみれば案外普通の店って気がするので。
まずキャバクラ的要素。的なんて言葉使えるようにキャバクラとの比較で理解できます。
それに店員目当てで店に行くなんて普通にあることでしょう。あの店にカワイイ(カッコイイ)のがいるんだよ!てな会話は誰だってするでしょ。
最大のポイントであるメイド服ですが、ウェイトレスがああいう格好してるのって普通では。だからアンナミラーズとかがあるんじゃねーの?
店員に「ご主人様」と言われるのはたしかにコッパずかしいけど、アレって風俗に行ったらいくつになっても「おにーさん」と言われるようなモンでは。
つまり、他所でもある要素ばっかなんですよ。そこだけで味わえる特別なものってのが思いつかない。だから興味がわかない。
オレの理解では、の話ですけどね。


ではどんな店なら行ってみたいのか。
まずロボコップカフェ。
給仕も厨房も全員ロボコップ。ガタンガタンと歩いてウイーンて音出しながら注文を聞く。
店員と仲良くなると素顔も見せてくれる。「キミの名は?」聞くと、もちろん「マーフィ」。
次、キルゴアカフェ。
店員は全てキルゴア中佐
席につくと、コップの代わりに水筒が。「キサマにはオレの水筒の水を飲む権利がある!」
店内BGMは当然「ワルキューレの騎行」がエンドレス。
上手くやる(ナイスショットだ)とビールを1ダース奢ってもらえる。
こんなんあったら行きたいなあ。


てなことを電話で友人に言ったら「バカはクソして寝ろ」と言われました。
失礼な!新年早々バカとはなんだ!