キンドシは死なず

昨日「キンドシは消えた」と書いて、一晩たってそうでもないと思い直しました。
ファンタジーではないものの、超メジャーなキンドシがあるじゃないの。
それは板垣恵介ワールド。
これについて、マッチョと筋肉は今更何も言うことはありません。
ではフンドシは？そのものはないです。
でも代わりにビキニパンツがあります。
板垣ワールドの筋肉達は老いも若きもみーんなビキニパンツ。
ピッチピチのクイックイ。可能な限り肉を見せ付けるため、布地の量は紐パン寸前の少なさ。
これはもうフンドシと同じものです。フンドシそのものをしめてる人もいますしね。
日本でもキンドシは死に絶えてはいなかったのです。

ならば、ここまでメジャーなものにキンドシが残っている以上、本場であるファンタジーにも、それはあるのではないか？
．．．．．．．あった。

アレクサンダー戦記〈1〉魔王誕生 (ハルキ文庫)

これたしかアニメになってますよね。アニメの方がメインだったかも。
未見・未読なので断言はできないけど、主人公とおぼしき男はビキニパンツです。
すでに書いたようにビキニパンツとフンドシは同類なので、キンドシのドシは問題ありません。
絶望的に筋肉が足りませんが、今の世の中を考えれば完璧は求められない。
そのもではなくとも、そのＤＮＡを受け継いだものがあるだけでもヨシとせねばいかんでしょう。
しかし角川春樹関連ですか。
ネットでザッとレビューを見回してみると、「濃い」「マニアック」「独特の世界」と、皆がその異様さを語っております。
こんな作品のレビューしてる人ってのは、当然アニメを見まくってる人達でしょうから、いわば最前線の兵士達。
そんな人達にハードコア認定されるのだから、やっぱアレな内容なんですかね。
角川春樹の因果者版ゴッドサイダー宇宙が披露されてるんでしょうか。

去年に春樹最高！って言った手前と、キンドシの子孫でもある以上は観ないとイカンのでしょうな。
しかしレンタル店にあるのかな。買うのさすがにキツイしなあ。