ブラジルから来た少年

レンタル店で「ヒトラー〜最後の12日間〜」を借りようとしたら、全て貸し出し中でした。
楽勝で借りれるかと思ってけど、チョッと甘かった。


ヒトラーを怪物ではなく、人として描いているなんて許せん!とドイツでは大騒ぎだったそうですね。
この話を聞いて、オレなんかは何もそこまで神経質にならんでもと思うのですが、アチラにはアチラの事情ってもんがあるのかもしれない。
なにしろ人物が人物なんで、こちらが想像する以上に厄介なものを抱えてる可能性あるし。
今回ヒトラーを演じたブルーノ・ガンツは、日本では「我が闘争」が普通に売られている事実に、ショックを受けておりました。
「異なる文化と歴史を持つ人々に、その本を読むのをやめろとは言えない」と前置きした上で、あの本を、特に若い人間が読むことに危惧を感じると語っております。
ああ、ブルーノさんにヒトデヒットラーのことを教えてあげたかったなあ。
日本では、ヒトラーヒトどころかヒトデとして描いている場合もあるんだよ、と。
「ヒットラァ!」と叫びながらヒトデミサイルを発射するヒトデヒットラーの姿を見せれば、ブルーノさんの憂鬱を少しでも軽くすることができたかも知れない。