ポールのミラクル大作戦
知り合いから「NANAってマニアックな男達に評判悪いんですよ」てな話を聞いたのです。
こちとら「NANA」は読んだことない。映画も観てない。
それどころか最初は漫画のこととは分からなかった。
ナナ、岡田奈々のことか?しかし、なぜ20歳の人間の口から岡田奈々の名前出るんだろう?と真剣に思ったのです。
で、どんな話でどこが嫌われてるのか?と聞いたのです。
どうやらファッションと音楽という「チャラチャラしてる」と言われる世界が舞台らしい。*1
ナナという名前の2人の女が主人公で、うち1人がとにかく尻軽でザ・自由恋愛な性格らしい。
その尻軽な方のとっかえひっかえぶりが男オタクのヒンシュクを買っているらしい。
それを聞いて口から出たのは「それって「ショー・ガール」?」でしたね。
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やっぱ20歳の、しかも女じゃ「ショー・ガール」は通じない...いや同年代の男相手にもあまり通じないか。*2
しかしヒンシュクって、少女漫画なんてそんなもんじゃねえの?あ、こりゃ暴言ですか?
ケッと思う気持ちそのものは分からなくもないが、男女逆にすれば男向け漫画でもいっぱいあることだし。
そんなこと言っても、どうにもムカつくって時は原作:ポール・バーホーベンだと思えばいいです。
バーホーベン・トライブだと思えばね、尻軽だろうと嘘吐きだろうと貪欲だろうと変態だろうと、全部「バーホーベンだしな」で納得できます。
やっぱバーホーベンは偉大だ。こんなことまで解決できる。
どうも「インビジブル」の興行的失敗で干されたみたいだけど、だれか新作撮らせてあげてほしい。
この人の念願の企画って、十字軍以外だとイエスかヒトラーのどっちかの映画だそうです。
どっちかと言わず、一緒に出してもいい。で、戦わせるんですよ。イエスVSヒトラー!
でもって、何故か竹宮流を使うマホメットが参戦するとか。
この2人題材にしたら、何やっても誰かが怒るんですよ。だったら最も狂ったものにすればイイ!
これはバーホーベンにしかできないことだ!