スキャナーズ!そしてココシリにすまん!

今日は後で「ココシリ」を観にいくつもりなんですよ。
これ観たかったんですよ。評判もすこぶるイイし。
これホモ映画なんでしょ?肉体的にはヘテロかもしれんが、精神的には。
何言ってんだよ、バカかお前は?って言われそうだけど、しょーがねえんです。
町山智浩フィルターを通して見ると、何でもホモに見えちゃうんですよ!
それを肯定するものはいくらでもあるし。例えば板垣恵介とか夢枕獏とか三池崇史とか。
今のオレには「デッド・オア・アライブ」シリーズ(Vシネの方)だって露骨なホモだね。
1作目はなれそめ篇。ノンケの哀川翔竹内力(超ツンデレ)が誘いまくる話ですよ。
2作目はラブラブ篇。仲のイイことったらありゃしない。
3作目は倦怠期でいっぺんは別居するけど、その後仲直りして、ついに身も心も合体する話ですよ!
そんなこと言ってたら「アンタッチャブル」とかすらホモに見えるのか?って言われそうですね。
ええ、そう見えますよ


で、これはいわゆる腐女子フィルターなんですかね。
複数の男がいるってだけで、ホモ関係に見立てキャーキャー言うってやつ。
オレも彼女らと同じなのか...まあ、別に問題はないな。
気になるのは腐女子の人達が装着してるフィルター、それが取外し可能なものなのかってことです。
好きなときだけフィルター装備するのか、それとも一度身につけたら2度と外せぬものなのか。
具体的に言うと、好きなものだけでなく、小川直也VSマット・ガファリの試合も愛の交合に見えてしまうのかってことです。
そうだとするならば、それは大変なことですよ。まあ、小川×ガファリで法悦境!って人もいるでしょうけど。
前にヤオイ好きの人と話したことがあって、その時「私たちは業が深いんです」てなこと言ってたんですよ。
ずいぶん大袈裟だなあと思ったんですが、ガファリまでそういう風に見えちゃうのなら、たしかに業が深いですわな。

つうわけでそろそろ出かけよう。ココシリ!ココシリ!

  • で、「ココシリ」観てきたんですが

いやー良かった。予想以上でした。
まず、死の描写がとってもフリーズドライなんですね。ポスっと死んじゃう。
初っ端から鳥葬の場面だったりするし。
中盤あたりから山岳警備隊の本当の姿があらわになっていくんですが、そうであることは事前に知っていたにも関わらずギョッとしましたね。
こいつらマジでアレなんだ...!と。
中国版西部劇といわれる本作だけど、オレはなんとなく「フレンチ・コネクション」を連想しましたね。
ポパイの様なギラつきはないんだけど。
そして終盤はとある映画を猛烈に思い出したんですが、それを言っちゃうとオチをバラすことになる。
ちょっとだけ言うと、ココシリもまたジミー・ウォング宇宙(ウォン宙)の一部だってことです。
おまけに上映時間は1時間半!観やすい!
現時点では本年度ベスト1ですね。