マスター・オブ・パペット

nikuzombie2006-08-05

ふとt.A.T.uのことを思い出したのです。
あの2人が騒がれたのって、もう3年前なんですねえ。
ロシア発の美少女デュオ!PV観れば、制服着た二人が雨の中キス!
自由な2人に権威は通用しない!ショウをやるかも気分次第よ?
イロモノだろ?違うって!だって後見人は、あのトレヴァー・ホーン
...ベタすぎて、泥臭さすら感じるやり方であります。
リビドー狙いに安易なスキャンダル作り、そして大物を使っての露骨なハク付け。
プロデューサーと言うより興行師、いや山師といった方がしっくりくる手法ですよ
t.A.T.uと言えば、東京ドームの惨劇なんですけど、ミュージックステーションのドタキャンが無くても結果は大して違わなかったと思うのです。
まずね、いきなりドーム公演なんて無理だって。無謀だって声は初来日の時点でありましたからね。
だって、ヒット曲は1曲しかなかったんですよ。アレはPVが受けたんであって、曲が受けたワケじゃないし。
そこに金と時間使って行く人間は少ないですよ。
しかし、いきなりデカイ会場で!ってのも山師な方法ですね。角川春樹と同じですのう
次にドタキャンですけど、どう見ても雇い主の仕業で、自発的なものじゃなかったじゃないですか。
普通に考えれば、ドームだののレベルで金が動いてるんだから、小娘2人に発言権なんてあるわけないよ。
実際、「ダークサイド・オブ・ロック2」のよれば、ボスのイワン・シャポハロフ*1の暴走が原因だったそうですし。
それにドタキャンてのも今更でしたのう。そんなことアクセル・ローズは呼吸と同じ感覚でやってたよ。
屈強な黒人をサンボでKOしたとか、実は2mの巨人だったとか、最低それくらいやらなきゃ誰も驚かないって。
それとね、来日して、初めてPVと写真以外の彼女達を見た時、「アレ?」と思った人は多いのでは。
いや、ブスとかじゃないけど...この程度だっけ?と。
またも「ダークサイド・オブ・ロック2」のよれば、この頃の彼女達は無理が祟って、それが外観にも出ちゃってたそうだから、ここは気の毒ですけど。


何故、今更t.A.T.uのこと思い出したかといえば、ここ数日の亀田興毅騒動なんですよ。
試合は観てないんですよ。まったく念頭になくて、梅酒飲みながら「銭金」観てたし
でも、リングの外でのアレコレを聞いたり読んだりすると、ぜんぜん別の話ではあるんだけど、非常に似た感触を得るんです。
で、久々に「オール・ザ・シングス・シー・セッド」のPVを観ました。
http://www.youtube.com/watch?v=H4Z5mGaDln4
いやあ...いいね!ハッハッハッハ

*1:前の肩書きは心理学者にして公告屋。なんて胡散臭いんだ...