約束どおりGメンは帰ってきた
タイトルは「Gメン’82」が始まった時、丹波哲郎が予告で言ってた台詞なんです。
そんな不吉な*1こととは一切関係ない話です。
「孔雀王 曲神記」を買ったんです。
- 作者: 荻野真
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/08/18
- メディア: コミック
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いや、あまりにもスムーズすぎだ。つまずきナシ。
それどころか前作と比較して、1巻の時点ですでに変わってる部分あるよナ!と指摘する始末。
「月読」は前作では「ツクヨミ」と読んでたのに今回は「ツキヨミ」だとか、アメノウズメって、ただのあやつり人形だったのに、今回は自分の意思持ってるとしか思えないし、ずいぶんと偉そうでキャラ変わってるよなとか、アレ、孔雀と一緒にいるはずのハーンがいないよ?とか。
こういうどうでもイイことはスパっと出てくるんですよ。仕事だと先月作ったばっかの資料の内容が思い出せなかったりするのに。
これ、脳のメモリーの使い方間違ってるよナ!無駄なことばっかため込んで、生活上必要な知識はジャンジャン排出してるってことですよ。
いきなり嫌な現実突きつけられて、ちょっと落ち込みました。
内容ですけど、まだ1巻ですからね。まずは様子見って感じですね。
あとがきにも書いてあったけど、新規の読者のことだって考えなきゃイカンでしょうから、いきなり続きから始められないんでしょう。
ハーンが出てこないって言ったけど、追々出てくるんだろうし。
いや、でもハーンはヤバイかも。目玉のオヤジ的な、物知り博士の役柄だけど、これはスクナビコナと被ってるし。
ヤバイのは他にもいる。特に女性キャラ。こいつら役割被りまくりだし。
宣導涼子なんてヤバイよ。殺されたけど、復活しますよ?な引きで退場したキャラだけど、その後さらにキャラが増えまくり、居場所ないような気がする。
他にも、人犬族のエロ娘とか国津神の猫娘とかは阿修羅と立場が被ってるし。
あとがきには「行方不明のキャラは可能な限り全員再登場させます」と実に弱気かつ正直なこと書いてあったからねえ。
でも、そういう心情を書いてしまう荻野真をオレは支持しますよ。さすがHPで危険すぎるぶっちゃけ話をした男ですよ。
「曲神記」完結まで付き合う覚悟しましたよ。脳のメモリーの無駄使いはやめない。
このペースだと、順調にいっても完結すんのはオレが40歳すぎてからになりそうだとしてもだ!
ふと思ったけど、「ベルセルク」ってオレが定年退職するまでに終わるのかな?
「サルまん」の「老人まんが」の回が、物凄く切実な問題に思えてきましたよ。