百姓〜!

スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」を観てきました。
まず、オレは原作を読んだことないんです。
TV版というと、斉藤由貴のやつはチョコチョコ観てたんですが、南野陽子と風間3姉妹のやつは数える程しか観てないんです。
その上、オレはハロプロについて全く知識が無い。
そりゃあゴマキあややといった大幹部クラスは知ってますが、それ以外はサッパリでして。
エンドロールに3人ほど別枠があって、そこに美勇伝とあったんですが、それなに?という体たらく。
状況からみて、HGみたいなカッコしてた子と、ボンバーガールズの2人がそうなんでしょうね。
あ、でもハロプロの子達に、誰が幹部で誰が戦闘員とかの格付けしちゃイカンのかな。
じゃあ、全員が大幹部のデルザー軍団ってことで。
こんな風に事前の知識がほとんどない。
なじみを感じるのは竹内力長門裕之坂口拓だけという、限りなくスケバン童貞に近い状態で観賞したんです。
それでどうだったかというと、面白かったんです。少なくとも料金分は満足しましたよ。
文句言おうと思えばいくらでも言えるけど、まあいいや。
でも1つだけ言わせてもらおう。いや、これは超個人的な話なんですけどね。
この映画、学生役で出てる人ってのは皆二十歳そこそこでしょ。だから高校生といっても違和感はない。
だが、オレはそこにこそ違和感を感じる。
オレが今まで観てきた映画は、どう検討しても学生なんてあり得ない連中が学生を演じてるものばっかだったんです。
例えば「ウルフガイ」では志垣太郎と松田優作が中学生だったんですよ!
「極道戦国史 不動」では高野拳磁が高校生だった!
これらの人達が授業受けてんですよ。あり得ない。無軌道にも程がある。
しかし、今まで観てきた映画では、その無軌道こそが標準だったんで、すっかりそれに慣れちゃったんです。
映画でそれらしい学生が出てくると、それが正しい姿なのに違和感を感じると体になっちゃった。
オッサン学生の1人でも出してくれれば良かったのに、と本末転倒な思いを抱いたんです。


ところで、窪塚軍団が襲撃をかける場面でマスク被ってたけど、やっぱ被るのはあのマスクなんですね。