不死の存在

インモータルと言う言葉。一般的なものじゃないが、時々目にするんです。
かってムアコックの小説を読んでたせいか、この言葉に妙に反応してしまう。
でも、その度に思い浮かぶのはシネマジックの「インモラル天使」シリーズ
これはすごく困る。どう困るかは聞かないでいだだきたい。思いやりって言葉こそ大人の証です。
一つ言うと、オレは嗜好的にみうらじゅんに近い人間だということです。実践に関しちゃサッパリですが。
いや、だって似てるじゃん。インモータルとインモラル。スペルだとimmortalとimmoralで1文字違いだし。
なんでこんなことを言い出すのか、ラーメン屋に月刊アフタヌーンがあったからです。
オタクのご多分に漏れず、オレも昔読んでました。最後に読んだのは10年前だっけ。
手にとってみると知らない漫画ばっか。そりゃそうだ。10年経ってるんだよ。
でも、パラパラめくってるうちに絶句しました。無限の住人」がまだ連載中だ...と。
これオレが読んでるとき始まってたよ。調べてると連載開始は93年。13年経ってまだ話の決着付いてなかったのか。
そりゃ月刊だし、休載もあったのかもしれんが、「寄生獣」ですら5年くらいで終わってるのに。
無限の住人」の主人公はイロイロあって不死身の肉体の持ち主。たしか年もとらないので、まさにインモータル。
でも、この状況じゃ作品自体もインモータルだ。ちゃんと完結するんだろか。
実はタイトル見つけてギョッとしただけで、内容は見ていないのです。
もしかしたら、10年の年月に相応しい進展があるのかもしれない。
いったん決着が付き、別の話が進んでるのかもしれない。
そういう思いはあるが、10年ぶりの不意打ちに愕然としましたんですよ。


ところで、作者の沙村広明はSM趣味があって、そういう絵も描いてるそうですね。大西祥平が紹介してたはず。
てことは、なんだよ、結局は「インモラル天使」に着地かよ