神に選ばれし無敵の人々

いやー楽しみだなあ!コレ!
http://www.doa-movie.jp/
デッド・オア・アライブ」の映画版!いや、原作であるゲームはあんま知らんけど。
皆が同じこと思うだろうけど、あのブラ装着シーンは最高ですね。
加えてジェイミー・プレスリーが出てる。それだけでもうどんな映画か分かるね。
この人、公式サイトにあるフィルモグラフィーだけでも凄いが「ジェリー・スプリンガー ザ・ムービー」も忘れちゃイカン。
そんな人達が意味なくビーチバレーやってんの。ヒュー・ヘフナー?いや、アンディ・シリダス主義だ!
いや、ホントは意味があるらしい。原作は格闘ゲームなんだが、世間の扱いは完全にエロゲー
それをうけ、分かった!もう建前は捨てる!とメーカー側も本音で接してきた。
結果女性キャラだけがビキニでビーチバレーするだけのバージョンが登場
意味が無いどころか原作完全再現ってことですね。
ああ、ビキニカラテ!

スタッフもイイ。
監督はコリー・ユン。オレ的には「方世玉」シリーズの人だけど、「クローサー」の人でもある。
「トランスポーター」なんてもあるんで油断はできないけど、まあ大丈夫だろう。
脚本はJ・F・ロートン。「プリティウーマン」の...ではなく、セガール仕事で有名なアノ人ですよ。
おまけに異形の傑作「ハンテッド」(クリストファー・ランバートの方)の監督もした人ですよ。
在米経験のある友人に「ハンテッド」の話をしたら、「アイツまたやってんのか」と言われたことあります。
ロートンって本国ではそういう人扱いらしいですよ。
こういう人達が、こういう映画を作った。この時点で安心できるってもんです。
ただ、唯一不安なのが、製作のポール・W・S・アンダーソン。
過去の仕事は「モータルコンバット」「イベントホライゾン」「バイオハザード」「エイリアンVSプレデター」。
ある意味隙のないラインナップだけど、今回はシリダス主義の映画でしょ。
なにより必要とされるのがガハハ親父の視線
稚気はたっぷり感じられるが、痴気がまるで感じられぬ仕事ばっかしてきた男にガハハを期待できるんだろうか。
世界中の皆が「どうでもいいだろ!」と思ってるところで律儀なことしてテンポ崩しそう。
そんな人間が、現場の最高責任者であるプロデューサーなんですよ。これがチョット気になりますね。
ま、大丈夫さ。香港という、真の大人の世界から来たの男が監督してんだし。
というワケでオレ達的に傑作に決まっている本作。楽しみで仕方ない。
こういう物件は事前が一番楽しいもので、実際観てみると...なんてことが他所に書いてあったんです。
実は同感で、観た後も楽しかった「チャーリーズ・エンジェル」は例外中の例外でしょう。
なら、とことん前夜祭を楽しもう。あるいは、実際に観ないままで、今年のベスト1にするかもしれない。


ところで、アンディ・シリダス映画って話のネタにはなるけど、実際に5本以上観た人ってどんだけいるのかな。
オレは観たけどね。テレビでなんとなくではなく、金払ってレンタルして観たよ。
よくシリダス映画ってどれも同じで区別つかないし、それ以前に中身が無いから1時間後には内容全て忘れてるっていうじゃないですか。
経験者として言わせてもらうと、それは本当。オレも中身はサッパリ思い出せない。
それどころか、ジム・ウィノースキー映画と混同したりします。どっちも大して変わらんけど。