デスウィッシュ

jackass number two」を観たんです。

jackass number two the movie 限界越えノーカット版 [DVD]

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こりゃスゲエ。前作を超えているよ!というジャッカス軍団の言葉に偽りなし。
だってこんな場面あるんだよ。

牛と対峙してるジョニー・ノックッスヴィルは、この後ドカーンと跳ね飛ばされ、空中で1回転。
ああ、ハリケーン・ミキサー。
吹っ飛ばされ、地面に叩きつけられた後も牛は攻撃続行。角で突いてくるし踏みつけるし。
この後ジョニーは走って逃げるんだけど、よく自力で立ち上がれたもんだ。絶対に足折れたと思ったよ。
昔、とんねるずが「生でダラダラいかせて」で闘牛に挑戦してました。「マラガの海の贈り物」とか言って。
放送当時に話題になったけど、アレは相手が子牛だった。でもジョニーの相手は、ご覧の通りのロングホーンの持ち主。
よく歩けるどころじゃねえな。下手すりゃ死んでるって。
コレ以外にも、下がコンクリートの所に叩き付けられたりと、素人にも分かる危険な映像が山盛り。
あまりの状況に、出演してるメンバーですら絶句してるところも写ってるんですよ。
メイキングや未公開ショットでは、吹っ飛んだ後、しばらく声も出せない姿も写ってるし。
でも陰惨さはないんですよ。全体を覆う雰囲気はとにかく陽気。「バムファイト」とかと一緒にしちゃダメだ。
他愛ないイタズラや、ホントに下らないネタもあるしね。
まあ、その大半がウンコとゲロ絡みで、危険なスタントとは別の意味で絶句するんだけど。
あ、ウンゲロと言えばジョン・ウォーターズ御大も出てます。「ピンク・フラミンゴ」に最敬礼!ってことですね。
本編は90分なんですが、アッと言う間に過ぎちゃった。体感時間はその半分くらい。
まだそんな話は一切ないけど、3作目期待してます。今度はグリズリー相手なんてどうか。
ジョニーはやりたそうだったじゃない。「ジャッカス3は勘弁して下さい」と神に祈ってる人もいたけどさ。
この映画を語る際、こんな映画がヒットするアメリカってさあって言い方をよく目にしました。
もちろん賛辞として言ってるわけで、ホントに異常事態と思ってるワケじゃないのは分かってます。
でも言いたい。この映画がヒットするのは当然のこと。ここまでやられりゃ、木戸銭払うに躊躇いなんてないよ。
ああ面白かった。今夜はステキな気分で眠れそう。