キャメルクラッチ

魁!!男塾」のキャスト決まってたんですね。
公式サイト
誰がどうやってやるんだと思っていた塾長を演じるのは...麿赤兒
そうきたか...たしかにハゲだしヒゲだけど...
まあ、オレこの人についてよくは知らないから、今のところミスキャストだ!とは言えないんですけどね。
なにしろ麿赤兒のことを考える上で、一番押さえとかねばイカンであろう大駱駝艦の舞台を観たことないから。
では、その大駱駝艦ではどうなのか。検索してみるとこんなんでした。

塾長も人間離れしているが、これは離れ方のベクトルが違うと思う。

余談ですが、オレが初めて麿赤兒を見た時は、平口広美と間違えて「イキナリ老けたな」と思ったんですね。
共通点はハゲとヒゲしかないのに...あ!人のこと言えねえ。
そんなワケで偉そうな口はきけないんですが、やっぱ違和感は感じちゃうんですよ。


しかし、漫画の実写化なんてそんなもん。いや、違和感あってなんぼよ!って気もするんです。
漫画の実写化って「ルパン三世/念力珍作戦」とか恐ろしく強引なものがあるじゃないですか。
他には「伊賀のカバ丸」もありますね。これもテレビで観た。
黒崎輝演じるカバ丸は違和感なかったです。でも、真田広之演じる沈寝がすごかった。
この沈寝ってのは、原作だといかにも少女漫画的な美形なんですよ。リアリティ皆無の外見を持つ男。
それをどうすんのか思えば、厚化粧で強引に「ハイ、沈寝サマですよ」と仕立ててきた。
それがギャグにもなってたんですが、当時小学生のオレでも「そんなこと言われても」と思ったもんです。
鈴木則文つながりで、「コータローまかりとおる」の天光寺が大葉健二ってのも相当なもんですよ。
これらの作品は、どれもそれなりに面白かった。
それは昔の話だろ?ってことになるんですが、いや近年にも、それよりはマシってだけであるにはあるよ。
それは「デスノート」。言わずと知れた大ヒット作。
夜神月藤原竜也演じると聞いたとき、なんの違和感も持たなかった人って少ないんじゃなかろうか。
まるぽちゃの藤原では、夜神月には可愛らしすぎる。もっとシャープな顔立ちじゃないとって具合に。
でも、結果は受け入れられた。映画本編に関しては、原作よりイイという人もいるくらいだし。
一方、エルは化粧で強引に似せてましたね。沈寝とおなじパターンだ。
こういうことを考えると、塾長が麿赤兒でもなんの問題もないと思えてきた。
え、この人が演じるの!ってのも実写化の旨味の一つ。というワケで、これまでどおり期待して待つことにしよう。



余談
ルパン三世/念力珍作戦」ですが、オレはつい最近まで、これで次元大介を演じるのは若林豪だと思ってました。
実際に演じてるのは田中邦衛。どうやってこの2人を間違えるのか。それはオレにも分からん。