今日は月曜だろ?平日じゃねえか

だってオレはこれから夜勤。明日も出勤。ついでに残業。明後日も出勤。
中途半端にヒマなんでテレビでもと思ったけど、地上波オンリーだと観るもんないね。
紅白には興味ないし、K-1もいまいち気分がのらない。
オレはいわゆるガチの、ショー要素を排除し合理的・科学的って言葉出てもいいくらいの姿勢で競い合う試合ってあんま好きじゃないんですよ。
「悪魔のようなデブ」とか「インドの狂虎」とか、そういう魑魅魍魎の類が跳梁跋扈するのが好きなんですよ。
だからってボビーVSサップなんていう、溜息しか出ないようなカードは勘弁してほしいが。
そうは言っても、今チャンネルはK-1に合わせてるんですけどね。ミノワマンとズールに期待。
ダウンタウンのやつは録画して後日観ます。
最悪なのがよいこ浜口のサバイバルなんとか。やるんならアマゾンのジャングルにでも放り込めってんですよ。
ヤラセでもイイからデング熱マラリアに感染しろ。
ここいうヤラセってのは、感染したふりではなく、しなかったらするように仕向けろってことですよ。
で、タコだウツボでなくカンディル相手にしろってんですよ。


こういったことを考えると、やっぱ「アポカリプト」って立派な映画だった。
これ「ブラックブック」と並んで今年のオレベスト1であります。DVD借りてくればよかったよ。
この映画については肯定否定の双方でイロイロと語られてますが、とにかく分かり易いのは間違いない。
どれだけ分かり易いのかというと以下の話くらいです。
オレが劇場で観た時、上映が始まって20分くらい経ってもまだ話し声が聞こえたんですよ。
オイオイ...と話し声をするほうを見ると白人男と日本人女のカップル。
字幕を訳して伝えてたんですね。劇中でマヤモゲラ語だし字幕は日本語ですから。
そういう事情じゃ仕方ないかと思うと同時に、素人の同時通訳でも十分カバーできる内容なのを思い知りました。
その上に「ここから危険」「今から生贄」「黒豹注意」「もうすぐ破水」とか、幼稚園児向けかってくらい説明的な描写の連発で疑問の余地ナシですよ。
もうビジネス書に載せるべきですね。会議やプレゼンではかくあるべしと。
メル・ギブソンの精力的だが、同時に虚ろな瞳もビジネス書って感じじゃん。
それにメルギブって「セミナーの講師」面してるよね。ライトばっちり当てたブルーの背景の写真がよく似合う。



そんなこと言ってたら、出勤の時間だよ。
ミノワマンとズールの試合、ツマンなかったねえ。
ズールもブラジル出身なら入場の時にマクンバの儀式でもやれってんですよ。ブッチャーを見習えよ。
メル・ギブソンはそういう見世物小屋的な誠実さをもった変態だけど、キリスト教原理主義者でもある。
ホントはテレビ屋なんていう胡散臭いことこの上ない連中が、この面で遅れをとっちゃイカンはずなんだが。
来年はあらゆるものに、呪術とか妖術とか生贄の儀式とか、こういったものを積極的に入れて欲しいね。