ラスト・コーハン

今日は各所で「死ね死ね団のテーマ」が鳴り響くわけですよ。
「死ね死ね団のテーマ」は、少なくとも国内では最強の曲なんで、話題になるのは当然です。
だが、「コンドールマン」の「ザ・モンスター」も聴くべきだと言っておきたい。
これも名曲ですよ。下の動画はオープニングも併せて収録されていて大変お得。

そんなに嫌うなオレサマは〜　ゼ〜ニ〜に狂った人間サマのォ〜ココロが生んだ、欲の虫〜　
ウッヒヒ、ウッヒヒ、ウッヒヒノヒ〜　オイラはバケモノ、ゼニィクレイジ〜　ウヒャハハ！

いやあ、いつ聴いてもイイ。ゼニクレイジーなんて、現在ではあり得ないネーミングが心に響く。
この「ザ・モンスター」、２番と３番もあるんですよ。
ゴミゴンとヘドロンガーという怪人がそれぞれ自己紹介するという、ゼニクレイジーと同じ体裁の歌詞です。
２，３番については、チョット記憶があいまいです。インパクトでは、やっぱゼニクレイジーが一番だから。
ゴミゴンのパートは「もっとゴミを出せ、そうりゃオレ太るぅ〜ギャハハ！」てな歌詞だったんです。
これはまあ、流れを考えれば普通の歌詞ですよ。
ちょっと問題だったのがヘドロンガー。記憶だけが頼りですが、たしかこんな歌詞。

もっともっと汚せよ、もっと汚せ　い〜まに魚も食えなくなるさぁ〜　そうすりゃ、地獄の鬼になる　ヒャハハ！
ウッヒヒ、ウッヒヒ、ウッヒヒノヒ〜　オイラはバケモノ、ヘドロンガガガァ〜

ヘドロンガーってのは名前の通りへドロの怪人なんで、そいつが「もっと汚せ」てのは分かるんです。
でも地獄の鬼ってのは、今は分かるけど子供のころは分からなかった。
ヘドロで海が汚染→食卓から魚が消える→カルシウム不足でイライラ→鬼になるってことでしょ。
これ分かるけど、チョット飛躍しすぎですよ。
やっぱ３番までくると苦しかったんですかねえ。欲とか公害とか、同じような界隈からだから。
その辺も含めて好きな曲ですよ。

川内康範追悼ということでＣＤが発売されるんなら、この「ザ・モンスター」もゼヒ収録していただきたい！
そう強く願うものであります。