記憶力ムービーアカデミー
コメントの返事を書いていたら、猛烈に『セーラー服と機関銃』が観たくなりましたよ。
もちろんドラマ版ではなく、81年公開の映画版であります。
- 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
- 発売日: 2006/10/20
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だって、セーラー服のお穣ちゃんがマシンガンをバリバリ撃った後に、トロンとした表情で言うんですよ。
ガキンチョの頃は分からなかったけど、今となっては意味を考えるのがバカバカしいくらい露骨な描写ですよ。
でも、あの映画にはそれ以外にも変態性欲がにじみ出てる場面があったはずなんですよ。
以下、あえて記憶だけで語るんですが、たしかこんなんあったはず。
その1 地雷でプルプル
黒社会の大物“ふとっちょ”に囚われた薬師丸ひろ子。
地雷の上に立たされ、身動き一つできない。少しでも動けば地雷は爆発。両脚を失う。
緊張と恐怖と、同じ姿勢を長時間にわたって強要される苦痛から表情は歪む。
それを眺める“ふとっちょ”の表情は心底楽しげだった...
その2 クレーンでドロドロ
敵対組織の襲撃にあい、縛りあげられ、クレーンで宙吊りにされる薬師丸ひろ子。
そのまま何度も何度も泥水に沈められる。
ようやく開放された後も、あまりの仕打に声をあげて泣き出してしまう...
こういう、それって『花と蛇』?と思うような場面があったハズなんですよ。
これを当時まだ10代の少女にセーラー服を着せてやってたんですから。変態ぶりも天井知らずですよ。
だいいち、その2は拓ボンがやるべき仕事じゃないですか。
それに相米慎二って、撮影中に薬師丸ひろ子を怒鳴ったり叩いたりで徹底的に追い詰めたらしいじゃないですか。
ああ、サディスティック!『インモラル少女』!もう言い訳なんか聞きたくない!
まあ、映画作品やその作り手に対する変態って言葉は、完全に誉め言葉ですがね。
しかし、ここで問題なのが、以上のことは全てオレの記憶だけが根拠なんですよ。
ということは、そんな場面は一切存在せず、全てオレの妄想だった可能性もあるんですよ。
変態はオレだったということになりかねないし、その上この映画を観たのは小学生の頃ですよ。
小学生でソレって、そりゃあいくらなんでもマズイだろ...と周囲にドン引きされること間違いなし。
それを確認するためにも観たい。近所のレンタル店にあるかは分からないが、なんとかしよう。
薬師丸ひろ子、今まで意識したことない女優さんだったけど、実は重い十字架だったのかもしれない。