「おれの」が付くとロクことない

アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』を読みました。

アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)

アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)

実は先月読み終えていたんですが、タイミングを逃しておったんですね。
著者インタビューが出たこともあり、よしこれに便乗したろうと思うたワケですよ。
http://www.sakuranbo.co.jp/special/topics/012.html

まず感想言うと面白かったです。
シリーズ第1作ということもあって、個性的な登場人物が顔見世興行的に出てくるのが楽しい。マーベル・コミックの『アベンジャーズ』を見てるような感触。実際ハルクみたいな人出てくるから。そのキャラは女だけど、シーハルクではなく、あくまでハルク。そう考えるとアイアンマン的な立ち居地にいるキャラもいたな。ただ、主人公・八神瑛子に近いのは別会社所属のバットマンですがね。


黒社会との関係、上司との暗闘、獰猛な犯罪者達と、一瞬の油断も許されない状況にある主人公。ヒリヒリとした緊張を強いられるお話であります。でもギスギスはしてないんですよ。所々に笑いどころがある。中でも笑ったのがスーパーセックスです。
作中に「スーパーセックス」って言葉が出てくるんですよ。そこにスーパーが付いちまうんだなあ…と胸焼けがするでしょ。オール金歯のガハハオヤジがフェラーリ乗ってるのを見ちゃったような、そんな感触。
そこにさらに「おれの」が付いちゃうんですよ。「おれのスーパーセックス」。前述の金歯オヤジが「やっぱ健康はコラーゲンから!」とか言いながら豚の背脂をたらふく食ってるのを見ちゃったような、心底ウンザリする言葉じゃないですか。
脂っぽい、下品な湯気を放つこの言葉が、その場だけの一発ギャグじゃなくって、実はけっこう重要な要素なんですよ。それが分かった時、オレは大笑いしたね。


というわけで、続編も期待しております。

パイプレンチの時代、そして鈍器の時代

今年は楽しみな映画がたくさんあるんですが、その中でも特別待ち遠しいのが『スーパー!』。

タクシードライバー』をヒーローコミックで煮込んだ、その時点で面白そうなんですが、注目すべきは主人公クリムゾンボルトがふるう武器。
パイプレンチだよ。ああ、ついにパイプレンチがメインウェポンに!

リジッド アルミストレートパイプレンチ300mm 812

リジッド アルミストレートパイプレンチ300mm 812

悪魔のいけにえ』のラスト、トラック野朗がレザーフェイスにパイプレンチを投げつける場面。あれからだったね、オレのパイレン愛が始まったのは。
そして就職し、実際にパイプレンチを手に取り、期待を裏切らぬ重さと凶悪さに唸った。
「男の武器はこれ一本…」そんなことを何度も思った。
チェーンソーやバール、鎖鎌に吹き矢、そして空飛ぶギロチンにも魅了されて続けてはいますが、まあそれは別腹ですよ。
『スーパー!』の監督・脚本はジェームズ・ガン。分かってる人だとは思ってたけど、ここまでとは。ああ待ち遠しい。


しかし、ここ数年の世の流れを見ると、明らかに鈍器がきてますよ。
鈍器ブーム。この言葉は気のせいじゃないし、オレが狂ってるワケでもない。
その最たるものが、もうすぐ公開の『マイティ・ソー』。
あれってヒゲマッチョがウガー!と叫んだら、空の彼方からハンマーが飛んでくるって話なんでしょ。
何年か前にも丸太を鈍器と言い張る人も現れた。丸太は武器じゃなくて建材では?と言っても「これが一番イイ」と聞く耳もたず。御意見無用。
これはもうブームですよ。桂三枝が『新婚さんいらっしゃい!』で「やっぱ若い人は鈍器の方がよろしいか。今はそうやろなあ」とか言うのも時間の問題ですよ。


パイレンにハンマー。今年は豊潤だね。もうこのまま進んで棍棒ブーム到来とかにならんかな。アムラーとか森ガールとか歴女とか、そういうレベルで棍棒ブーム。コンボリーナとかコンボージョとか呼ばれるの。

さあ、仕事いくか。

豪!ジャパニメーションみたいに

『X-MEN ファースト・ジェネレーション』を観ました。


実は本作に全く期待してなかったんです。最初に公開されたビジュアルにガッカリしたんです。なんて貧相なのかと。
このショーパブ臭い衣装の白人ネーチャンは、まさかエマ・フロストか?あれってゴージャスかつ冷酷なキャラじゃなかったっけ?
今更レベッカ・ローミンとは言わんが、このミスティークは無理があるだろ。素顔はオカメじゃねえか。ブリジット・ジョーンズの出る幕はねえぜ!
まあジェームズ・マカヴォイ演じるヤング・エグゼビアは悪くないと思う。死ぬほど下らないトンチ勝負挑んできそうな、小僧妖怪面してるから。でも『X-MEN』において、男優なんざどうでもイイことだよ。女怪人達がギャーギャー暴れて、その横で男達はヨタヨタしてるかオロオロしてるってのがシリーズの基本。つまり女性上位。もしくは女体盛り。だからエグゼビア云々はプラスにならんよ。
こんな感じでブーブー言ってました。レンタルでなら観るかもねと。


しかしあまりの評判の良さに、公式サイトを見てみれば「海中から潜水艦を引きずり出すマグニートー」という豪快な画が。
アレ?と思い劇場に向かったら、いやあ大満足。ああ面白かった!ウルヴァリン主役の外伝を含めれば5作となるシリーズ中、一番面白かったです。


今回は皆の若い頃ってことで、技は未熟もイイところ。かの磁界王マグニートーですら、やることったらジーサンの銀歯引っこ抜くとかでセコイ話なんですよ。
こんなレベルじゃリングに上がるなんて到底ムリ…ならば特訓だ!
オレは今年38歳。『酔拳』『少林寺三十六房』で育った世代ですから、特訓には弱いんですよ。特訓シーンにより、そのキャラを深く描写することになるワケです。また要は練習ですから、失敗も許される。それをギャグにすることもできる。本作にはバンシーという、ホントにボンクラなキャラな奴がいるんですが、ミスもありというゆるい雰囲気のおかげで、彼にも居場所がある。これは過去のシリーズにはない、本作の特色ですよ。


未熟というのは精神面でもそうなワケで、まあ皆子供なんですよ。
あだ名の付け合いしたり、はしゃぎ過ぎたり。そんで叱られてシュンとしたり。ガキまる出し。
この辺りが描写されると、何故このオカメがミスティークに?という疑問も消えてくるんですね。なるほどそういうことだったかと。今回のミスティークは、些細なことに一喜一憂する子供。後の冷酷なテロリストではない。予告にもある場面ですが、思わず口元を覆って息を呑むなんて可愛らしいこともする。こういうキャラだと前シリーズ的な攻撃的な風貌じゃおかしくなってしまう。だからジェニファー・ローレンスだったか。納得しましたね。


本作を観て今更気がついたんですが『X-MEN』って『デビルマン』みたいな話だったんですね。ホントに今更って話なんですが。
プロフェッサーXとマグニートー。互いに信頼・尊敬し合いながらも、一方は人類との共存を望み、一方は抹殺を誓うと、思想の違いから対立。互いに率いるのは異能の集団。まるで不動明飛鳥涼じゃないですか。
ただオレが『デビルマン』との類似に思い至ったのは、話の構造からではなく、ビジュアルからです。エンジェル・サルバドーレという昆虫の羽根生やしたネーチャンがいるんです。柳下毅一郎はあれをアダム・ウォーレン風と言ってました。オレは永井豪みたいだと思いましたね。『デビルマン』つうよりは『デビルマンレディー』な感じですが。また先のバンシーは飛行能力を持ってるんですが、これ口から吐く超音波で推進力を得るんです。これが口からワッカを吐くって画なんですよ。一昔前ならポワワワワと擬音つけられそうな。この描写は『デビルマン」のデーモン、もしくは『ゲッターロボ』のメカザウルスっぽいんですよ。ここから『デビルマン』を連想したわけです。


全く期待していなかった分、余計に楽しめました。長くなるから止めるけど、今回は悪役も素晴らしかった。特にアゼザルの墜落処刑の術はシンプルかつ凶悪で最高だった。今夜は素敵な気分で眠れそう。

A子発ビョーク経由しのぶ行き

『エンジェルウォーズ』を観たんです。
邦題がつかず、原題の『サッカー・パンチ』と呼ばれていた頃、オレは思った。
セーラー服(当然エロアレンジ)ガールが銃と刀でドンジャラホイ。敵はロボ侍にサイボーグナチスときたもんだ。
これは『プロジェクトA子』なのか?と。

プロジェクトA子 DVD完全BOX

プロジェクトA子 DVD完全BOX

またウサちゃんマークのパワードスーツを見た時も思った。
映画秘宝でヨシキ所長も言ってたが、これ『S.F.3.D』のS.A.F.Sそのままじゃないかと。
WAVE マシーネンクリーガー S.A.F.S 1/20スケールプラモデル

WAVE マシーネンクリーガー S.A.F.S 1/20スケールプラモデル

20〜30年前にオタク界隈で流行ったもの(今もあるけど)が、そのまんまの形で噴出している。
キル・ビル』みたいなもんではあるが、気まずさ・恥ずかしさは100万倍。
こりゃなんだ?しかも監督・脚本はザック・スナイダーだって?
あの人『300』とかでコワモテぶってたけど、ホントはアダム・ウォーレン版『ダーティペア』を熟読してたクチか?
ワケが分からない、つまり面白そうということです。期待しておりました。


観てみると、たしかにそういった風味ですが、実は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』でした。
『ダンサー…』と違うのは、そのこころが「試合に負けて勝負に勝つ」だったところ。
事前にあった脳(能ではなく)天気な雰囲気から大きく外れた内容で、そこは賛否両論ですね。
正直言うとオレもジェノサイド・ガールズによる、キュートなローカロリー幻魔大戦が良かったなとは思う。
でも納得はしました。こういう展開ならそうなるかと。
あとこの映画は一種の女囚映画でもあるので、そういう味わいも楽しめます。
特にマゾヒスト諸兄にはドラゴン城の場面がお勧め。
ドラゴンが喉を捌かれ中から石を引きずり出される場面があるんですが、あれ明らかにチンコを引き裂き睾丸を抜きとるって場面だから。


内容には関係ないんですが、最近映画を観てると、出演者が日本に誰かに似てると思うことがよくあるんです。
例えば『エクスペンタブルズ』。あれにスタローンに協力する独裁者の娘がいたじゃないですか。
最初はこの人パム・グリアに似てるなとか思ってたんですが、だんだん真矢みきに見えてきた。
しかもミッキー・ロークがガッツのある女だとか言ってたじゃないですか。
真矢みきと言えば「私は」「全力」「いつだって!」のタグは張り付いてる人じゃないですか。余計にかぶる。
これと同じことが今回も起きました。
まず主役のベイビードールことエミリー・ブラウニング
メイクの所為なんですが、時々けっこうな塩梅で泉ピン子に見えるんですよ。ベイビーでドールなあの娘がピン子ちゃんってのはいかがなものか。この件に関しては積極的に異議をとなえたい。
次がメインで、ロケット役のジェナ・マローン。オレのお気に入りでございます。
この人、角度や表情にもよるんですが、どうしたことか寺島しのぶに見えるんですよ。
これは同意してもらえないかもしれない。その時は、これは私だけの十字架となるのです。
となると、条件さえ整えばオレは寺島しのぶで興奮するということか。そんなバカな。でも事実だ。
ここで思い出すのは2年前のこと。
『茶々/天涯の貴妃』を観る前に寺島しのぶに恋するかもと言っていたんですね。
http://d.hatena.ne.jp/nikuzombie/20080120
ああ、これが2年越しのサッカー・パンチ(不意打ち)。寺島しのぶがキーだった。

スッキリ!

冷たい熱帯魚』を観たんです。

ああ、でんでん。でんでん演じる村田がスゴイ。
まず風貌。ナメクジと胡桃を掛け合わせたような、もの凄くイイ顔。もちろん、そういう風に見えるよう撮ってあるってことですね。この作品以外では普通のおじさんだし。
キャラクターも最高。アッパーかつ下品。人の弱みを探ることにかけては、犬より鼻がきく。でも基本的に思慮は浅いため、行動はとにかく極端。面倒臭せえなと思ったら、もう殺す。なんと言いますか「クイズ!ヘキサゴンII」「ノーパンしゃぶしゃぶ」「グレートハンティング」といった要素を、永谷園のすし太郎で仕上げたような、そんなオヤジ。


この特異なキャラのおかげで、場面の雰囲気もなんか妙なんですよ。
元になった事件があれですから、そりゃ死体解体の場面もあるんです。けっこう露骨に映ります。しかし村田のご陽気かつねっとりした雰囲気に押されるのか、あまり凄惨さが感じられない。嫌悪感ドッコイショ!という演出がされていないってのもあるんだろうけど。
2時間半の上映時間のうち、8割の時間に村田は登場してんですが、とにかく豊かだからお楽しみが尽きないんですね。飽きない。もっと見たいと思うキャラでした。


では村田以外のキャラクターはどうだったかつうと、これも良かったんですよ。村田が輝いてるだけで、他が不発なワケじゃないです。
オレがスキなのは神楽坂恵が演じる社本妙子。安いエロを撒き散らすんですよ。安いエロってのはとにかく不穏で気まずい。もし村田が現れなくても、結局なんらかの事件が起こっていたのでは?と思わせるもんがあります。
この妙子をはじめ、ほとんどの人物になんらかのオチがつきます。この辺に「今日は偶々でんでんさんが目立つことになりましたが、でもこの場にいる皆さんが主役です!」といった、大舞台に立った時の欽ちゃん的なものを感じましたね。


とにかくスッキリした。面白かったです。『キック・アス』に続き「娯楽っていいよなあ」と思わされた映画でした。
この種の一風変わったタイプの娯楽というのは、今のような状況では後回しにされがちです。まずは最大公約数の方を満たせとなります。でも変わったモノでないと、景気づけや気晴らしにナラン!という人も少なくない数で存在するワケです。『冷たい熱帯魚』『ピラニア3D』『ムカデ人間』、こういった作品群が望む人達に届く。そういった状況に早く戻って欲しい。オレには寄付と物資援助ぐらいしかできんが、でも本当にそう思っております。

絶句

今日は昼から先ほどまで仕事だったので、地震の報道はあまり見られなかった。
で、帰宅してイロイロ見ていくと、言葉を失くす光景ばかり。
これ海外のことじゃないのか。これじゃスマトラやチリの地震と変わらんよ。
なるほど、米軍が協力し、海外から援助の申し出くるワケだ。



読んでホッとしたね。
http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20110311
http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20110311

我が青春のカーカス邦題

スヌープ・ドッグの新作につけられた邦題が話題になっとります。
http://rocketnews24.com/?p=78639
あんまりだ!って声もあれば、これは分かった上での行為だ!という声もある。
オレはヒップホップには縁のない、デスメタルマサカーな男なんですが、でもシミジミ思うね。
「この味わい、カーカスの邦題と同じもんだ…」と。
メタルファンならば誰もが思うことのはず。


というわけで、カーカスの邦題を列挙いたします。以下、太字はオレが特にスキなタイトル。
まずはファーストアルバム『腐乱死臭』!

1. ×××をミンチに!
2. 内臓大爆発
3. 蛆の巣
4. 腐敗(ドロドロシテル)
5. 炭化眼電球
6. 狂乱バラバラ死体
7. 汚れた尻
8. 腐敗日
9. 発酵したはらわた
10. くそったれ人生
11. 膿汁
12. 堕胎
13. 電子妊娠料理
14. 死体の宴
15. はらわた血だらけ
16. 精神科医
17. 焦熱地獄
18. 拷問地獄
19. イボイボ尿道声明
20. 腐ったナイフ
21. 粘液膿性排出物
22. 悪性の下痢

いずれも傑作邦題。ただ、曲自体はオレの趣味じゃないんですよ。

次、『真・疫魔交響曲』!

1. 腐敗臭
2. 餓鬼は屍体を貪り喰う
3. 腐ったはらわた
4. はらわたの膿
5. 屍体大好き
6. 餓鬼は死産児を貪り喰う
7. 保菌者の群れ
8. 寄生虫の卵
9. ××ゴロシ
10. 爛れたはらわた
11. ×××をミンチに!2
12. 肝組織発酵

さっきから×××ってなんだよと思いのアナタ。正解はチンコ。チンコをミンチに!

内容がメタル寄りになり、オレにも聴けるようになった3作目『屍体愛好癖』。

1. 屍体で花をさかせましょう
2. 人体ジグソー・パズル
3. 疫魔交響曲第二番
4. 由緒正しき屠殺場
5. 硫酸どろどろなんでも溶かす
6. 肉体不協和音
7. リゼルジン酸による嘔吐,吐瀉物による洗浄
8. 若き臨床科医の肖像

『硫酸どろどろなんでも溶かす』はあんまりな邦題として有名(のはず)。

お次は『ハートワーク』。

1. 夢の埋葬
2. 殺戮の炉(かまど)
3. 憎しみだけが残る
4. ハートワーク
5. 偽りの像
6. ディス・モータル・コイル
7. 汗して肉を得る
8. ブラインド・ブリーディング・ブラインド
9. 血の学理的解釈
10. 死亡証明書

名曲『ハートワーク』を収録した代表作。このアルバムの成功から、来日公演まで果たした。デス色が薄まり、正統派メタルに限りなく近づいた内容を反映してか、邦題は一気におとなしくなってしまった。

来日記念で発売されたミニアルバム『臓器移植』。

1. ハートワーク
2. ディス・イズ・ユア・ライフ
3. ロットンロール
4. 手術器具
5. 腐敗~ドロドロシテル
6. 肝組織発酵再び

『手術器具』はメス!骨ノコ!コッヘル!てな感じで器具名をひたすら叫ぶバカソング。
サビの訳は「手術器具〜 お清めはおざなりに 我々の道具は特別だから痛いですよ」でした。
ケツの「ですよ」にもてなしの心を感じます。

ラストは『スワンソング

1. キープ・オン・ロッティング
2. トゥモロウ・ビロングス・トゥ・ノーバディ
3. ブラック・スター
4. クロス・マイ・ハート
5. チャイルズ・プレイ
6. ルーム101
7. ポラライズド
8. ジェネレーション・ヘクスド
9. ファーム・ハンド
10. ロック・ザ・ヴォート
11. ドント・ビリーヴ・ア・ワード
12. ゴー・トゥ・ヘル
13. デス・ライダーのテーマ

もう訳してません。原題をカタカナ表記にしたのみ。まあ内容も普通のヘヴィメタルで、メガデスみたいと言われるくらいだから、邦題がこうなるのも仕方ないか。
13曲目の『デス・ライダーのテーマ』のみがそれっぽいが、これは日本のラジオ番組向けに『ロック・ザ・ヴォート』をアレンジした、半ばジョークなのでちと意味が異なる。


やはり面白いのは3作目までですね。それ以降は内容に合わせ、なんか普通。
ふざけた邦題ってのは、ファンの反感を買うもんですが、こういう分かった上での行為は嫌われるどころか愛され続けます。
なので、映画とか音楽とかあらゆるものの邦題は頑張って欲しい。
ふざけていいのかどうか、まずそれを考えるってのも含めてね。