男挟み粘液固め

ラムシュタインの新作出ねえなあとか言ってたんですが、シングルは出てるんですね。
すでにPVもあって、それを観てたのです。


まず「Rosenrot」。
http://www.youtube.com/watch?v=FcfX-oTFl0I
これは「赤いバラ」って意味?それとも「バラの赤」?
英語だってよう分からんのに、ましてやドイツ語はサッパリですけえのう。
ラムシュタインに限らず、歌詞とPVが別物なのはよくあることなんで曲自体の内容は分からんけど、PVは「薔薇の名前」みたいですね。
まあ、この手の人達がバラとか言うと、大抵はセックス方面か、そこから背徳行為がどうこうに行きますからね。
次、「benzin」。
http://www.youtube.com/watch?v=iJ-WgzAYcuA
「ガソリン」ですか。これまた歌詞は分からない。
PVは巨大暴走消防車が街を破壊しながら現場に急行!でも、大騒ぎの挙句にやることは...つうコメディタッチの内容。
これってデストロン?変形はしないけど。
この破壊行為とマヌケさは破壊大帝メガトロンの部下としか思えない。
で、「Mann gegen Mann」。
3つのPVの中で、ラスボスはどれかと言えば間違いなくコレですよ。
http://www.youtube.com/watch?v=8fcD7RjtFRU
Mannは男ですよね。ではgegenは?つうと、「ぶつかる」とか「抵抗する」って意味だそうで。
この時点である予感がします。だってに挟まれて抵抗するですから。
「嬲る」じゃないですよ。だって挟まれてるのも男だし。PVに女性は一瞬も登場しません。
男・男・男のジェットストリームアタック。男を軸に男が挟むギラススピン。
スッポンポンの兄貴達が団子になってる場面ありますが、これアブグレイブ収容所の肉のピラミッドみたいです。
でも決定的に違うのは、虐待ではなく、PVの方は全員がローションまみれで大喜びってことです。
歌詞が理解できないから映像のみで判断しますが、これって男の魅力に目覚めた男の苦悩ってことなんでしょうか。
オレはノンケのはずだったのに、なんんか最近バラの花より菊の花の方がイイ気がしてきたよ!ギャー!
そう考えるととですね、この3つのPVが1つのストーリーとしてつながるんですよ。
女でしくじった男が、「もうこりごりだ」と男だけの場所である消防士の世界に入った。
そこで鍛えられた肉体、危険な場所で芽生える男同士の固い友情に触れていくうちに、友情以上のものが熱く熱く燃え滾ってきた!
違うんだ、そうじゃない...その気はないんだ...でも、ふと気が付くとローション(お徳用1リットル)を買っていた!
という揺れ動く複雑な男心を描いたストーリーとして観れるのです。
いやあ...期待を裏切らないバンドですねえ。


追記
改めて「Mann gegen Mann」を観てみると、ローションではなく水に濡れているんですね。
ヌルヌルではなく、水もしたたる濡れ濡れ兄貴達でした。