テキサスの厨房

テキサス・チェーンソー・ビギニング」を観たんです。
まず驚いたのが客層。オレ以外は全員が白髪頭。どうみても60以上。夫婦(であろう)もいましたね。
そりゃ平日の昼間だけど、マジか?と思わず見渡したよ。
まあ、ヒマだからなんとなくって人もいるでしょうよ。
うち1人は確実にそうで、チケット売場で「うーん、テキサスなんとかでいいや」って言ってたから。
それ以外の人って、やっぱ熟年ホラーファンか?40代の頃ファンゴリア読んでたとか?
そりゃそういう人だっているだろうけど、それが偶然10人も集まるかというと、チョッと考えられない。
あの人達はいったい何を期待して劇場まで来たんだろう。ひょっとしてアーメイファンなんだろか。
リー・アーメイが若者(レザーフェイス含む)をシめる姿に溜飲下げてたんだろか。まったく予想できない。
とにかく驚きでした。映画の内容以上に
肝心の映画の方がねえ。つまらなくはないし、金返せとかは思わないけど。
リー・アーメイは面白かったですよ。ハートマン軍曹化はより進んでたし。
今回、アーメイは前作以上に主役。オープニングのクレジットも、ラストにアンド付きでしたから、別格扱いでした。
ただ、面白いと言っても、アーメイが出るならこの位は当然でしょって思うんですよ。期待以上のものは無かった。
それと、これは前日談で内容が限定されるのだから仕方ないとはいえ、なにもかも予想通りの展開ってはどうなのよ。
良い部分もあったんですよ。モンティ叔父さんの「はぁ?!」は絶品だったし。
でも、観賞後に一番思うことが、来年「悪魔のいけにえ」のDVDが出るよ、バンザイ!てのは残念だ。
やっぱヒューイットじゃダメだな、ソーヤーじゃねえと!なんて後ろ向きな感想は持ちたくなかったんですがね。
あと、上映が終わり、ロビーに出た瞬間に脳裏に「ポーキーズ」がよぎったのは何故だ。
「ポーキーズ」って10何年前に深夜放送で観たっきりだけど、アレに似たような要素ってあったっけ。
ヒューイットハウスがポーキーズっぽいってことだろうか。
まあいい、とりあえずバランスはとらなきゃイカンので、もう寝よう。